03-5777-1874
電話受付時間 9:30~17:30
(土日祝祭日は休み)
人事考課制度の本来意義を知り、公正な考課のおこないかたと、考課結果を部下の育成に活かすための手法とを学びます。
人事考課が組織の期待通りに効果を発揮するかどうかは、管理者の取り組み方次第です。本研修では考課を活用した人材育成は、管理者が真剣に取り組まなければならないマネジメントの一つであることを理解します。
また、全ての考課者にとって悩ましい、評価エラーとその対処法について学びます。自分の傾向は、他者と比較することでより明らかになるため、同じケースについての各自で評価し、その評価結果について討議することによって自身の傾向を把握し、改善・向上への手がかりを得ることができます。
研修の後半では、被考課者である部下との面談について考えます。考課結果の伝え方や、部下との認識が食い違ったときの対話の仕方を知っていると、面談における育成効果が高まるからです。
本研修を被考課者研修と合わせて実施すると、考課制度の活用効果は二倍三倍に高まります。
【人数】
30名まで
【教材】
①トレーニングシート
②人事考課マニュアルおよび能力評価シート
③評価トレーニングケース
④演習ケース用評価シート
※ オンライン研修やビデオ研修ではプログラム内容が異なる場合がございます
時刻 | 学習テーマ・進め方 | 指導の目的 |
---|---|---|
9:00 | 1 人事考課をどうとらえるか 【講義】 * 本来、人事考課がめざすもの ~その目的と意義 * 人事考課のメリット・デメリット |
◆背景知識の整え ◆評価者姿勢の強化 |
【演習】:「情報交換」 ◇ テーマ:「能力評価の活用について」 ◇ 期首~期末における能力評価の活用において、難しいと感じること、工夫していること等について、意見交換をおこなう演習 ◇ 新任評価者は、被評価者としての経験から話す ◇ 講師は代表者発表を、以下の2以降につなげる 【進行】 討議 → G代表者発表 |
◆課題発見 | |
2 公正な評価を実現するために 【講義】 * 能力評価の3大原則 * 評価者としての評価傾向を知る * 陥りがちな評価エラー |
◆知識の習得 | |
◇ 講師が提示する“ある人の能力”について、各自が評価することを繰り返すミニ演習 | ◆評価傾向の自己理解と改善 | |
【演習1】:「能力評価の実際」 ◇ シート(使用教材③)に書かれたケースについての個人評価をおこなう演習 ◇ 使用教材②、③、④ 【進行】 個人検討 |
◆ケースにもとづくポイントの収集 | |
12:00 | 昼食・休憩 |
時刻 | 学習テーマ・進め方 | 指導の目的 |
---|---|---|
13:00 | 【演習2】:「能力評価の実際」 ◇ 2【演習1】での個人評価結果を踏まえて、G評価、クラス全体評価をおこない、評価目線を整える演習 ◇ 使用教材②、③、④ ◇ 講師は、全体評価の結果を通じて、以下について指導する (1) 評価項目・着眼点 (2) 評価傾向の確認・矯正 (3) 評価目線の統一 【進行】 G評価 → 全体評価 → 講師による分析と集約指導 |
◆ケースにもとづくポイントの収集 |
3 人事考課における面談の基本知識 【講義】 * 1対1の面談がもたらすもの |
◆知識の習得 | |
【演習1】:「経験分析」 ◇ これまでの考課面談や、部下指導を目的とした面談を振り返り、面談の心がまえやポイント、留意点等を集める演習 【進行】 討議 → G代表者発表 → 講師コメント |
◆面談準備の材料獲得 | |
【講義】 * 面談の進め方とポイント | ◆知識の習得 | |
【演習2】:「ステップトレーニング」 ◇ 面談のステップを区切り、各パートをG内で実践してみる演習 【進行】 G内実践 → 振り返り |
◆ケースにもとづくポイントの収集 | |
4 面談におけるコミュニケーションスキル 【講義】 * 部下の自己評価を傾聴する意義と方法 * 意欲を高めるプラス評価の伝え方 * 反発・悲観させないマイナス評価の伝え方 |
◆スキル知識の拡充 | |
【演習】:「面談トレーニング」 ◇ G内で任意のペアを組み、上司・部下役に分かれて面談をおこなう演習 ◇ 2【演習1・2】のケースタディーに登場した架空の部下に対し、評価結果を伝える場面を実践する 【進行】 G内実践 → 振り返り → G人数分繰り返し |
◆シミュレーション ◆相互啓発 |
|
5 よりすぐれた評価者として 【演習】:「ポイント整理」 ◇ 受講内容を振り返り、重要点を確認する演習 【進行】 討議 |
◆受講内容の定着 | |
【講義】 * 評価者の取り組みが制度を生かす | ◆職場活動への連結 | |
17:00 | 終了 |