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セクハラについての正しい知識を得て、自分自身がハラスメントをおこさないため、部下から相談を受けたときの対応について学びます。
ちまたに溢れる「セクハラ」について、法に基づいた正しい理解を得るとともに、発生させてしまうとどのような事態を招くのかを広く深く考えます。
また、なぜセクハラが発生するのか、どのような心がまえが予防になるのかを理解することで、自分への抑止力が高まります。
研修の後半では、部下からセクハラについての相談を受けたときの対応について学びます。部下が訴える出来事と、その心理とをつかむための聞き方を知っておけば、いざという場合に尻込みせず、適切な対応をおこうことができます。
合わせて、再発を防止するための指導法や、職場の風土づくりを考え、セクハラという事象を全方位的にとらえることで、セクハラのない職場づくりに向かうようになります。
【人数】
30名まで
【使用教材】
①トレーニングシート
②セクシュアル・ハラスメント危険度チェック
※ オンライン研修やビデオ研修ではプログラム内容が異なる場合がございます
時刻 | 学習テーマ・進め方 | 指導の目的 |
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9:00 | 1 ハラスメント“予防”への認識 【講義】 * 社会のハラスメント状況 |
◆危機感の醸成 |
2 セクシュアル・ハラスメントへの理解 【演習】:「経験分析」 ◇ テーマ:「セクハラではないかと感じた場面」 ◇ 各自が体験した、あるいは見聞きしたことから、セクハラであると感じた事例、その理由を考える演習 ◇ 講師は発表を、以下の【講義】へ連結する 【進行】 討議 → G代表者発表 |
◆線引きの検討 | |
【講義】 * セクシュアル・ハラスメントの定義 * セクハラ、誰もが陥る可能性 ◇ プリントの設問に答え、自分に内在する危険度を確認する(使用教材②) * セクハラを起こさないための心得 |
◆知識の習得 ◆予防への意識強化 |
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3 ハラスメントにならない話し方の具体的技法 【講義】 * 人間関係を深める声かけの工夫 * 感じのよい表現と誤解を招く危険な表現 * “しまった!!”と感じた時の対処法 |
◆知識の拡充 | |
12:00 | 昼食・休憩 |
時刻 | 学習テーマ・進め方 | 指導の目的 |
---|---|---|
13:00 | 4 ハラスメント相談を受ける際の心がまえ 【講義】 * 相談対応の基本姿勢 * 基盤となる、聞く・聴く・訊く力 |
◆スキルの習得 |
【演習】:「聴く・訊くトレーニング」 ◇ 講師の指示により、体感をしながら聴き方・訊き方を高めるペア演習 【進行】 ペア実践 → 振り返り |
◆スキルトレーニング | |
5 相談対応の実際 【講義】 * ハラスメント相談の流れ * 全身で傾聴する * 上手な質問の仕方 |
◆手法の習得 | |
【演習】:「相談対応の実際」 ◇ 講師を相手とした代表演習をもとに、受講者全員で相談対応のポイントを検討する演習 ◇ 相談者役の講師が相談を持ちかけ、代表者が相談対応 ◇ 演習終了後、観察者が批評をおこない、よりよい対応法を検討する 【進行】 代表者実践 → 振り返り → 講師コメント → 数回繰り返し |
◆シミュレーション ◆相互啓発 |
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6 ハラスメントを再発させない指導の仕方 【講義】 * 指導するものとしての心得 * 状況を正確につかむ * 効果的な叱り方 |
◆手法の習得 | |
7 ハラスメントのない職場をめざして 【演習】:「職場のセクハラ防止策」 ◇ 各自の職場でセクハラが起きないようにするための具体的なルールや方策を検討する演習 【進行】 討議 → G代表者発表 → 講師コメント |
◆方策の検討 | |
【講義】 * 未来の入職者の働きがいまでを見据える | ◆職場活動への連結 | |
17:00 | 終了 |