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これまでとは異なる立場から、新たなキャリアを出発すための認識や、コミュニケーションのとり方について考える研修です。
再任用・再雇用者が戸惑うのは新たな業務内容についてではなく、自身の存在意義への認識や役割意識が整わないからです。
この研修では、明文化はされていなくても、ベテランとして新たに果たすことができる組織貢献とは何かを考えます。自分にできることは何かがわかると戸惑い少なくなり、その分意欲が高まります。
年上部下である再任用・再雇用者の役割認識が整えば、年下上司の戸惑いが少なくなります。
そして、年下上司を含むかつての部下たちとのコミュニケーションのとり方を考えます。立場変化による葛藤をどのように受け止めるかという内面の整えと、考えをどのように表すかという話し方の整えです。これにより、豊富な知見を率直に伝えるのではなく、後輩の立場を尊重しながコミュニケーションをとろうとする意識が生まれます。
【人数】
40名まで
【使用教材】
①トレーニングシート
②感化表現シート
※ オンライン研修やビデオ研修ではプログラム内容が異なる場合がございます
時刻 | 学習テーマ・進め方 | 指導の目的 |
---|---|---|
9:00 | 1 再任用者としての組織への貢献 【講義】 * 組織に求められる再任用の価値 * 保有能力を生かす意欲 |
◆意識強化 |
【演習】「再任用者にできる“貢献”とは?」 ◇ 各自が保有する知識や技能を掘り起こし、職場のメンバーへ刺激を与えることができる事柄について意見交換する演習 ◇ 以下のキーワードを参考に具体化する 保有知識、保有技能、職場内コミュニケーション、 対外調整、職場改善、人材育成、職業人としての哲学、ほか 【進行】 討議 → G代表者発表 → 講師コメント |
◆意欲向上 | |
2 最優先したいチームワークへの努力 【講義】 * 再任用者のチームへの影響 * 試される、立場変化への順応 |
◆新たなコミュニケーションへの理解 | |
【演習】「起こり得る問題に備える」 ◇ 業務上に生じる葛藤や障壁を洗い出し、その対応法を探る演習 ◇ 討議結果はG代表者が発表し、全体への波及と浸透を図る 【進行】 討議 → G代表者発表 → 講師コメント |
◆問題点の予測 | |
12:00 | 昼食・休憩 |
時刻 | 学習テーマ・進め方 | 指導の目的 |
---|---|---|
13:00 | 3 チームワークへの努力、その具体 【講義】 * 感受と表現を切り分ける * 「話す・聞く」の方向を意識する ~対立から建設へ |
◆方法論の習得 |
【演習】「対話法の検討」 ◇ 後輩役の講師と、代表者との対立的対話を観察し、どのようにコミュニケーションをおこなうとよいのかを検討する演習 ◇ 講師判断により、討議後にロールプレイングをおこなう 【進行】 代表者と講師との実践 → 討議 → G代表者発表 → 講師コメント |
◆要点の獲得 | |
4 後輩たちとのコミュニケーション法 【講義】 * 好ましい対話の展開法 * 傾聴姿勢を示す * 感化表現の活用 |
◆方法論の拡充 | |
【演習】「表現の検討」 ◇ 講師が提示する、好ましくないものの言い方を、相手に受け入れられるように変換する演習 ◇ 使用教材② 【進行】 G内検討 → G代表者発表 → 講師コメント |
◆実践トレーニング | |
【演習】「後輩たちへの伝承」 ◇ Gメンバーを、配属先の後輩と見立て、職場に継承したいことを伝えるペア演習 (例)保有している○○知識、交渉技能 ◇ 終了後、観察者による批評をおこなう 【進行】 ペア実践 → 振り返り → 役割を交代して繰り返し |
◆シミュレーション ◆相互啓発 |
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5 再任用者としての活躍を目指して 【演習】 グループディスカッション : 「今後の職場生活に向けて」 ◇ 受講内容を整理し、今後心がけること、実行することを明確にする演習 【進行】 討議 |
◆受講内容の定着 | |
【講義】 * 話すことに責任を持つ * 人との問題は自分を顧みる |
◆職場活動への連結 | |
17:00 | 終了 |